この記事ではケトジェニックダイエットとパレオダイエットの違いを解説する。
ケトジェニックダイエットは糖質を制限し、高脂質、高タンパク質な食事を心がける三大栄養素に注目して食事選びをするダイエットだ。
原理は上記の食事のおかげで、本来糖質をエネルギー源している人間の身体が、ケトン体という中性脂肪を分解して得られる物質をエネルギー源とすることで痩せるという仕組みだ。
パレオダイエットとは、別名旧石器時代食とも言う、人類の歴史の中で最も慣れ親しんだ食品をチョイスして食事をすることで、適切な体型を保てるというダイエット法である。
原理としては、酵素や痩せホルモンの恩恵を受けられるという仕組みだ。
似ている様で全く異なるダイエットなので、この記事ではもう少し深堀して解説をする。
パレオダイエットとは!?
パレオダイエットでは下記の食品を摂取することになる。
・肉類
・貝類・甲殻類
・調理された野菜類とイモ類
・キノコ類
・果物類(酸っぱい果物は除く)
・タマゴ
・乳製品
・日本の発酵食品
・自然の甘味料と塩
(参照:https://tokusengai.com/)
ケトジェニックダイエット程糖質を制限することに躍起になる必要はありませんが、別の理由で米などを食べることはできない。
旧石器時代というのはまだ農耕、稲作が始まる前のこと。
穀物は食べる時にかなり人間の手が加えられて食べられる状態になる。
小麦粉をそのまま食べる人はいないだろう。
パンやうどん、スパゲッティなどに加工して食す。
米もそうだ。
こうした食は本来の人間の食べるものではなく、食すようになってからの歴史はあさい。
旧石器時代のに立ち返った食事をすることがら、穀物を摂取することはできないのだ。
また、油などを使用して調理などの加工も行うことは適さない。
基本的にはそのまま食べるのがパレオダイエットである。
そういった人間本来の食事を摂ることで、酵素やホルモンが身体に良い影響をもたらしてくれるというのが、パレオダイエットである。
ケトジェニックダイエットとは!?
ケトジェニックダイエットは旧石器時代の食事をまねているわけではない。
ケトジェニックダイエットは糖質制限をつきつめた食事方法だ。
究極まで糖質制限を行い切ることで、身体が脂肪燃焼モードに入るというものだ。
現在の人間の生活習慣病の元凶は糖質だということをご存知だろうか?
糖尿病はメタボリックシンドロームなどは、糖質をとらなくなれば改善される。
しかし糖質は人間の脳を働かすのに唯一使えるエネルギー源と思われてきたため、今も糖質制限は危ないと思われている。
実際の所冒頭でも述べたケトン体もエネルギーとして使用することができることがわかっている。
※胎児は皆ケトン体代謝を行っていることがわかっている。
そして、旧石器時代の人たちもケトン体代謝をしていたのではないかとまことしやかに囁かれているのだ。
ケトジェニックダイエットとパレオダイエットの違い
ケトジェニックダイエットとパレオダイエットは実は全く違う。
ケトジェニックダイエットはケトン体をエネルギーにしているが、パレオダイエットはケトン体をエネルギーにするほどまで糖質を制限しているわけではない。
旧石器時代に食していたであろう、野菜や果物、木の実などから糖質を得ることが許されている。
ケトジェニックダイエットでは、身体をケトン体代謝に切り替えて痩せるのであって、直接的に食事が痩せるに影響をしていない。
しかし、パレオダイエットでは、生食や加工されていない食事を心がけることで、酵素やホルモンが良いように働くことで痩せる。
食べてもいい食品も厳密には少し異なる。
ケトジェニックダイエットでは、ケトン体が多くなっているかどうか確かめるすべがあるが、パレオダイエットは何かを指標に確認がし辛い。
個人的にはケトジェニックダイエットの方が結果がでやすいと感じている。
パレオダイエットは取り組むハードルが低いが効果が出づらいと感じた。
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