ケトジェニックダイエットと糖質制限の違いはケトン体代謝かどうかだ。
糖質制限をしていてケトン体代謝に切り替わっていればケトジェニックダイエット。
切り替わっていなければ緩い糖質制限だと表現する。
ケトン体代謝については詳しくは記事内で説明するが、簡単にいうと身体がエネルギー源とするものが変わることを意味する。
本来人間はブドウ糖代謝を行っているので糖質がエネルギーになるが、ケトン体代謝になると、脂質がエネルギーになる。
緩い糖質制限では、脂質がエネルギーになるまではいかないのでケトン体代謝には切り替わらない。
糖質制限がある一定のレベルと超えるとケトジェニックダイエットになるイメージだ。
今まで糖質制限をやってきた人は「頭痛」「眠気」「吐き気」「倦怠感」「低血糖」などに悩んでこなかっただろうか?
一瞬痩せたかな?と思ってもこられの症状が辛く糖質制限を止めしばらくすると元の体型に元通り。
これはケトジェニックダイエット程は糖質制限をできていなかったということになる。
ただ、ケトン体代謝に切り替えた糖質制限、ケトジェニックダイエットを行うのか、緩い糖質制限をするかは人それぞれだと思う。
この記事ではそれぞれのダイエットのメリット、デメリットをまとめている。
この記事の目的は、どちらの方が自分に合っているダイエットかを明らかにすることである。
ケトジェニックダイエットと糖質制限の違い
ケトジェニックダイエットについて語る上で代謝の話をしないわけにはいかない。
糖質制限を全く行っていない場合も緩い糖質制限を行っている場合も、皆さんはブドウ糖代謝を行っている。
ブドウ糖代謝について理解できているだろうか?
炭水化物から得られるデンプンが腸までたどり着きブドウ糖となって吸収され、身体の様々な場所でエネルギーとして利用される。
そしてその中でも特に脳を働かせるにはブドウ糖が必要だ。
こうしたブドウ糖からエネルギーを得ている状態をブドウ糖代謝と言う。
それに対して、ケトジェニックダイエットはケトン体代謝が行われている状態だ。
ケトン体代謝とは、中性脂肪を分解して得られるケトン体を用いたエネルギー代謝のこと。
そしてこのケトン体代謝を起こすためには身体から糖質を枯渇させて、高脂質の食事を摂る必要がある。
そうすればブドウ糖を使えずケトン体で補うことになり、結果脂肪を燃やすということだ。
ケトン体代謝を利用して脂肪を減らすダイエットをケトジェニックダイエットと呼んでいます。
もちろん得られる効果には若干の違いがあるが、糖質をカットしている時点でどちらも恐ろしい程に脂肪燃焼効果を得られる。
それではそれぞれのメリット、デメリットに注目してその違いを詳しく見ていきましょう。
ケトジェニックダイエットのメリット・デメリット
じゃあケトン体代謝に切り替わっているから何なの?という話に入っていく。
ケトジェニックダイエットに関してはケトジェニックダイエットのための食事を摂り始めてケトン体代謝に切り替わるまでの期間も含めてデメリットを述べる。
ケトジェニックダイエットのメリット
ケトン体代謝に切り替えるための食事は高タンパク、高脂質な食事が中心となる。
そうなると、糖質を食べていた時と比べてたくさんは食べられなくなる。
ダイエットをしているにも関わらず、空腹感とはおさらばで、毎食お腹いっぱいになることができる。
また、エネルギー利用するのに中性脂肪を燃やすので、みるみる脂肪が燃えていく。
しかも、糖質は肌荒れの原因である。
ケトジェニックダイエットで糖質を摂取しないようにすれば、肌荒れは改善される。
そして、ケトン体代謝に切り替わったからと言って身体が動かしづらくなることも全くないのも特徴。
頭も働き、身体もガシガシ動かせる。
ケトジェニックダイエットのデメリット
私は必要なものを効率よく摂取する方法を編み出したので1日700円から1000円程度には抑えられる。
しかし、食事を楽しむとなるとどうしても食費は高くなってくるのがケトジェニックダイエットだ。
なんせ、糖質が安すぎる(笑)
さらに残念なことに、全ての人が絶対にケトン体代謝に切り替えられかがわからないのだ。
やってみてうなくいかない場合もある。
ケトン体代謝に切り替わるとアセトンがエネルギーとして利用される体外に排出されるようになる。
アセトンは臭い。
もちろん緩和方法はあるが、体臭は口臭が臭くなってしまうのは残念である。
因みにかなり近づいて臭ってもらわないとわからないレベルではある。
最後にケトン体代謝に切り替わるまでの話。
ケトーシスに移行するまでは糖質をエネルギーとしたブドウ糖代謝を行っている。
つまり糖質を摂取していないにも関わらず、ブドウ糖をエネルギーにしようとしているのである。
この状態は身体にとっていい状態ではないのは明白である。
このデメリットについては緩い糖質制限のデメリットで記載する。
緩い糖質制限のメリット・デメリット
続いて、糖質をしているとはいえ、ケトン体代謝に切り替わる程はしていない糖質制限ダイエットについて紹介する。
実際やせ細るのはこちらのダイエットだ。
こちらをメリットと取るかデメリットととるかもケトジェニックダイエットを好むかどうかの判断とできる。
緩い糖質制限のメリット
緩い糖質制限ダイエットを行っていて、本来必要な糖質が不足しいる場合エネルギーは筋肉を分解して得られるアミノ酸が利用される。
これを糖新生やカタボリックと言ったりする。
筋肉までスカスカになってしまうので、体重という数値は劇的に落ちる。
糖質摂取を完全に止めなくてもいいので、精神的には楽。
ただ、完全に断つのと少しだけ許されるのだと後者の方がきついように個人的には感じるので、私には向いていない。
緩い糖質制限のデメリット
糖質不足かつ代わりにエネルギーになるものがないため、身体は動かなくなってしまう。
省エネモードに切り替わるため眠気やだるさを出して身体を動かさないようにする。
しかも、糖質がない分筋肉からエネルギーを取り出すので筋肉はしぼむ。
いつも通りでは生活できないくらいの、厳しい症状が待ち受けているのがケトン体代謝に切り替わっていない、中途半端な糖質制限ダイエットである。
ケトジェニックダイエットと糖質制限の違いまとめ
ここで話したケトジェニックダイエットと糖質制限の違いは「ケトン体代謝」に切り替わっているかどうかが論点である。
私はケトジェニックダイエットはやっていないけど、糖質制限みたいなデメリットは感じていない!と思った人は知らないうちにケトン体代謝に切り替わっている。
もしケトジェニックダイエットに興味がわいた人がいれば、ケトジェニックダイエットの正しい仕組みややり方をこのサイトでは解説している。
その他にも摂取カロリーの計算や食材選び、実践中の悩みなどありとあらゆる悩みにお答えしているので、是非このサイトを参考にケトジェニックダイエットに励んでもらえたらと思う。
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