この記事ではケトジェニックダイエット中のイライラの原因について解説を行う。
ケトジェニックダイエット≒糖質制限を行うとイライラすると言われているが、厳密には違う。
イライラの原因は、低血糖症(=ケトフル)と言われている。
因みに、ケトフルというのは、まだ身体がケトン体を使った代謝に切り替わっていない状況で、糖質が完全に枯渇し、身体がガス欠を起こして現れる様々な症状(頭痛、倦怠感、イライラなど)のことを言う。
そしてそれは全て低血糖症の症状だと言われているのだ。
(参照:https://cs.sonylife.co.jp/lpv/pcms/sca/ct/special/doctor-aoyama/index1606-03.html)
どうすれば、その症状を緩和することができるのかを解説する。
ケトジェニックダイエット中のイライラの原因
冒頭でも話したが、ケトジェニックダイエット中にイライラの原因は、低血糖症(=ケトフル)である。
そして、その症状がでるのは、ケトン体を使った代謝に切り替わっていない状況である。
つまりこれは何を意味するかと言うと、ケトジェニックダイエットに向けて食事制限を行ってはいるかもしれないが、ケトジェニックダイエット中ではない。
もし仮に、富士山の山頂を目指すとします。
富士山の山頂を目指すの登山を行いますよね。
富士山の山頂=理想の身体
富士山の登山=ケトジェニックダイエットだと思って欲しい。
ケトン体を使った代謝に切り替わっていない状況とは、富士山に辿り着いてない状況だ。
まだ富士山へ向かう道中のトラブルだと認識した時、富士山に問題はないことは明らかであるように、ケトジェニックダイエットに問題はない。
渋滞、交通事故などが富士山に辿り着く前に起きて、富士山の登山は危険だ!!となるだろうか?
それと同じで、渋滞や交通事故のトラブルが起きているならそれにあった対策をしよう。
何度も言いますが、イライラの原因は、ケトン体を使った代謝に切り替わっていない状況だからだ。
一番の原因はケトーシスに移行できていないから
ケトン体代謝を行うようになった身体の状態のことをケトーシスと言う。
イライラをなくすために糖質を摂取すると、元も子もないので変わりにエネルギーとなるケトン体を作り出す必要がある。
しかし、こればかりは体質によって多少の時間はかかってしまうものだ。
一般的に2日から2週間で切り替わると言われており、2週間で切り替わらなければ辞めた方がいい。
私のやり方でケトジェニックダイエットを実践した人は長くでも4日で切り替わった。
では、4日も耐えないといけないのだろうか?
違う。
しっかりと、ケトン体に変換されやすい脂質を摂取するこで、完全にケトン体代謝に切り替わらないまでも、エネルギーを補うことが可能なのだ。
昔話になるが、こまなしの自転車にはまだ完全に乗れるようになってないけど、親に背中を押してもらったら、少し進めた経験はないだろうか?
それと同じだ。
そして気が付くと、自分でケトン体を作れる状態になっている。
安心してくれ。
生まれてくる前の胎児だった時、人は皆ケトン体代謝を行っている。
確実にケトン体代謝は誰でもできるので、成功は目の前にある。
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