この記事ではケトジェニックダイエットに挑戦した時は総じていつも睡眠の質が向上しているので、それについて詳しく話す。
ケトジェニックダイエットを開始して無事ケトーシスに到達すると、充電が切れたかのようにスムーズに入眠でき、アラームが鳴るまで一切目が覚めなくなる。
(ケトーシスとは、脂質を分解して得られるケトン体をエネルギー源としている身体の状態のこと。)
理由は、普段より高たんぱく質な食事になることで、巡り巡って眠気を呼ぶホルモン「メラトニン」を分泌したからだという仮説を立てている。
これに関しては、研究論文に基づく話しではなく、実体験をもとに解説を行っている。
これからかケトジェニックダイエットを実践するものには、絶対に役に立つ内容になっているはずだ。
ケトジェニックダイエット中はよく眠れる
ケトジェニックダイエットを行っている間、私はいつもより、入眠潜時が短く感じる。
(入眠潜時とは、寝ようと思って寝る体制に入った瞬間から実際に睡眠に入るまでの時間のことだ。)
世界的に「睡眠の質の高さとは入眠潜時の短さ」と定義されている。
(出典:スタンフォード式 最高の睡眠より)
世界的に定義された通り、ケトジェニックダイエット中は質の高い睡眠ができていると日々感じている。
日中は活発に行動ができ、食後の眠気を味わうこともなくなる。
この様にケトジェニックダイエットを行うことで、体型のコントロールだけでなく、睡眠のコントロールまでできるようになるのだ。
いつもより意識的にタンパク質を摂取したから!?
なぜ、この様なことが起こったのか?
私なりに仮説を立ててみた。
ケトジェニックダイエットを行っていない時、多くても体重1kgあたり2gのタンパク質しか摂取していない。
しかも食事からではなかなか足りないので、プロテインから摂ることが多い。
しかし、ケトジェニックダイエット中はタンパク質の摂取量を体重1kgあたり2.3gと定めている。
さらに、プロテインメインではなく食事からタンパク質がしっかりとれている状態が作れている。
肉や魚、チーズや大豆などから摂取できるタンパク質(アミノ酸)にトリプトファンという必須アミノ酸がある。
このトリプトファンはセロトニンの元になっている。
セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、日中太陽の光を浴びることでトリプトファンから分泌されます。
そして夜になると、セロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンに変わります。
トリプトファン⇒セロトニン⇒メラトニン
この流れにケトン食のおかげで乗ることができ、良い睡眠が取れているのではないかと考えている。
もちろん人によって差はあると思いますが、良い睡眠を求めてケトジェニックダイエットに挑戦するのもいいかもしれません。
話題のメディカルダイエットを徹底解説!